「じゃあ私、正樹が困っていると思うんで」
だってあいつは俺がいないとだめだよねけっこー人見知りだから。


「あ…ちょっと待ちなさい桜田優美」
呼ぶな呼ぶなもう聞いちゃ駄目。

「すみません遅くなりました」
普通の学級委員に戻らなきゃ。
ガッチャーー

「良いですよ優美さん別に気にしなくて気分大丈夫?」
はぁーー大丈夫だよね。

「はい…あの親御さんは要君」
そうすれば良いかな?


「あぁ親はたぶんもうすぐ母が来ると思うんですが…」
ふぅん私もあまり話したことないかも…。

「正樹大丈夫だった?」
心配なんだよお前が。

「大丈夫だと思うかチョー気まずくなったよ」
ですよね。
「ごめんねーーよくがんばりました」
ガシガシガシ
「ぅわやめろ髪がーーおいゆみやめろーー」
ははおもしろーい。
「大丈夫だって可愛いよ可愛い」
あぁいいわ楽しいな。
「あはは楽しそうですね二人とも」

そうかなまあいいや。

「そうですか?そんなに楽しくないですよ優美さんけっこーきついんですよ熱血で」
そんなことないもん!ちょっと意地っ張りなだけでそれでみんなのことになると血が騒いで。
(↑そこがきつ過ぎるんじゃないの?あと血が騒ぐのも熱血だからじゃないの?)

「直哉ーごめん待ったー」
誰だろう?そんなに親しいなら母親なのかな?

「遅いんですよ愛海ねぇちゃん」
え…また会わなきゃいけないの?

「今いる人は誰なの?」
はぁーいやだなぁーあみさんこういう質問ばっかするんだもん。
「あぁえ…えっと前期学級委員の要正樹さんとなんでか僕の名前を知っていた桜田優実さんだよ」
ふぅんまだ言ってないのねならいいわ

「そうなんだ要君桜田さん直哉もよろしくね」
言わなきゃいけないのかな?
「はいわかりました…これからよろしくお願いします」
ふぅんこの子もまぁかこいい分類に入るのねゆみは面食いなのかしら?

「はい…これからもよろしくお願いします」
そんな事いってお前つぶれないかゆみ。

「愛海挨拶は済んだのかしら?」
次は誰だろう

「あらゆみさん久しぶりですね前あったのは2年前かしら?」
2年前の今日に会った人手に照るのは直哉の病室にいたお母さんとあみさんだからこの人は直哉のお母さんか。
「お久しぶりですね。上鶴さんのお母さん」