心の中に

「直哉さんどうしたんですか…」
あぁ…これは後遺症だね多分これは死ぬかもね…あ、いけねそんなにのんびり言ってちゃいけんな
「さわんなよ触ると直哉さん死ぬね」
こいつ平気で言うなよ

「お前も触ったらいけないんじゃね？」
こいつら馬鹿だな
「こいつは医師免許も持ってる大丈夫だ」
正樹先生
「何で知ってんだよ」
何でって
「「だってお前必死に勉強してたんだろ」」
あ、忘れてた

「先生私のバックにある奴で黄色と藍色のもの取ってあとみんな避難させて」
もしかしてあいつの目からして
「なにすんだよ」
「良いから黙って」
おいおいやばいだろ
「ゆみおまえまだ駄目だろ初めてだろ」
そうだけど
「大丈夫…だってあたしがこいつ死なせるわけ無いじゃん」
「ほい…」
あ…
「ありがとう…あと投げないで正樹と師匠皆の避難それが終わったら私のアシストをして」
まったくめんどくさいぜ
「はー意皆さん少しの間お休みしますので呼んだら帰ってきてくださいねできれば運動場にいてください」
よっさすがだね昔はあんなに怖い総長だったのに
「行くぞ正樹」
どうしようかな
「ゆみどうだ直哉はどうだ」
大丈夫なのか？
「今ね探しているんだけどねこいつそうとー厄介だよ」
マジで大変
――１０分後――
「終わった」
やっとかよ
「先生ー他の先生が教室に戻れだってー」
いいか
「ちょうど終わったのでいいですよ」