「では先生、私は戻ります。 お手間を取らせて申し訳ありません。お世話になりました。」 至極丁寧な口調だが、顔からは「二度と来るか、もうろくジジイ」といいたげな雰囲気がありありと滲み出ている。 それに気づいたのは顔を向けられていたオドワイヤーだが、彼もパーシバルに慣れきった人間の一人ということを忘れてはいけない。 「お嬢様、次そいつが傷ひとつでも作ったら直ぐさま診せにくるよう命じてくださいよ。」 「っ!!!」 「ええ、分かったわ。」