けれど一度アネリのテストをパスした彼を殺しに行くわけにもいかない。 「…お嬢様。もし今日中に次の悪漢が現れたら、その時は殺して構いませんね?」 だから別の人間で憂さ晴らしができないだろうか。 そんな、ほんの少しの希望を持ってみたが、 「あんまり聞き分けのない人ならね。」 アネリの言葉によってお預けを食らう羽目になってしまった。