マイティガード





「お嬢様、ご命令を。
今すぐにこの男を殺せと。」




死んだと思われていたパーシバルが、放り出された男のピストルを構えて立ち上がっていた。



全身血まみれで血の気も引いているのに、彼は冷笑を浮かべている。

撃たれたことが嘘のように、パーシバルは再びそこに立っていた。