マイティガード







「…お嬢様。

いつでもご命令を。
あの男の息の根を止めろと。」




そこには、たった今ドアを蹴り飛ばした張本人が立っていた。


血で真っ赤になった衣服を着て、額にぽっかりと穴を開けたままのパーシバルが、


平然と立っていた。