お守りを強く握り、アネリは不敵な笑みで真っ直ぐにマドックを見据える。 可憐な顔。揺れる三つ編み。 無邪気さと皮肉が同居する少女。 マドックは、死者の復活を目撃した気分だった。 驚きのあまり二の句を告げずに固まっていると、 「じゃあその後はあたしが代わりに説明してあげる。」 アネリは言った。 料理番の殺害、ドリーの殺害、共犯者デボン、そして真犯人マドック。 すべてを彼の口から直接聞いた瞬間から、アネリの憶測は確信に変わっていた。