目を見開く。皮膚が裂けてしまいそうなほど。
生還したアネリを凝視する。
「………いてて…。」
微かな痛みに顔を歪めながら、アネリは服の胸ポケットに指を入れ、あるものを取り出す。
それは、銀色のアルミ製のコンパクトのようなメダルのような不可解なアイテム。
「ふふ、良かった。持ってて。」
メダルの中央には小さく焼け焦げた跡がある。
アルミの塗装が剥がれたメダルの中には、アルミではないもっと強固な金属の塊が隠されていた。
それはパーシバルの与えた“お守り”。
自分の代わりにアネリを護る“盾”。
…盾は、マドックの撃った銃弾をしっかりと受け止めていたのだ。
「…あなたのおかげよ、パーシバル……―――。」



