マイティガード



「パーシバル、どうしたの?
具合でも悪い…?」


アネリは心配そうに訊ねた。

疲れているのだろうか。無理をさせすぎたせいで。


しかしパーシバルの様子の原因は、アネリの想像していた理由とはまったく違っていた。




「…いえ、ただ…、

お嬢様がやけにマドック刑事をお気にかけるのが…、私はあまり喜ばしく思えないのでございます。」