「あぁぁ、金欠…」

「うるせぇ」

「優輝が一番高いラーメン
２杯も食うから…」

「一杯は蓮君が
半分以上平らげましたけどね。」

「直人がおごらないから…」

「責任転嫁すんな。
お前が言い出したんだろーが。」

「…健斗が仲裁に入ってくれないから…」

「え!?俺のせいなの!?!?」

「あのなぁ、
おごるって言い出したのは蓮だろ??」

「だーかーらー、最後に言ったじゃん!!
“直人が”って!!!」

「だから何でそこに俺が登場すんだよ!!」

「だいたいさぁ、蓮が金欠とかはっきり言って

…知ったこっちゃ無いよね。」

「まったくその通りだ。」


むしろざまあみろだな。

天罰がくだったんだよ天罰が。


「ひっどーー!!この人酷いよ!!!
少しはオブラートに包めっての!!」

「お前にぶつける言葉をいちいちオブラートに包んでられるかよ。」


日頃の行いの結果だバカ蓮め。


「…おい直人。
お前今何か失礼な事
考えてなかったか??」

「っは!?…べっつにー。」


何で変なところでかんが良いんだ…

危うく俺の思考回路がだだ漏れになるところだったぜ…