僕らの一週間。

「いやー、蓮のお母さんは今日も元気だねぇ…」

「元気すぎて困るけどな」

「で?蓮の弟ってのは??」


俺な蓮の弟を見に来たんだ。

…ぶっちゃけ本音を言うと、弟を見たら早く帰りたい。

どうも他人の家は落ち着かない。


「んー、それが困った事にさぁ…まだ帰ってないんだよなぁ」

「学校?」

「うん、小3なんだけどさ。」

「へぇー…」


マジかよ、早く帰ってこいよ弟!!

そして俺を帰らせてくれ!!!

なんて考えてたら…


“コンコンッ”


部屋のドアをノックする音がした。


「蓮兄ちょっと開けて。
これお母さんに頼まれたんだけど…」

「は、何をっ…」


ドアの向こうには…お盆の上にお菓子をこれでもかというほどのせた女の子が、立っていた。



蓮母…

そんなにお菓子用意したのか…


「多っっ!!!?」

「文句はお母さんに言ってよね」

「食えるかよ…こんなにたくさん。
あ、ポッキー俺もらお。」

「ちょっと、何自分だけ決めてんの!
みんなで分けて食べなさいよ。」

「わーってるってば!!
でも直人とかケチ付けそうだし…」

「付けるかアホ!!」


蓮の言葉につい叫んでしまった。


「優輝君に健斗君、久しぶり!!
ん…?えっと…どちらさんでしょうか??」

「ああ、えーっと…
蓮の友達の、直人…です。」

「ああ!蓮兄がいつも言ってる!!」

「馬っ鹿野郎!
いらん事言うな、早く部屋戻らんかい!!」

「いつも兄がお世話になってます!!」

「え、ああ…はい。」

「肯定するなよ!」