「ふぅん、蓮の弟ねぇ…」

「自慢じゃねぇけどめちゃくちゃ可愛いぞ!!」

「いや、きいてねぇよ…」

「あ、じゃあ今日見に行こうよ!!」

「「「はぁ??」」」


-という健斗の提案で、俺達3人は蓮の家に行く事に…


放課後:

「ただいまー!」

「「「おじゃまします」」」

「あらあら!いらっしゃい!!」


…蓮の母親だろうか?

随分と若く見えるけど、母親であろう。


「ご無沙汰してます」

「お久しぶりです」

「あら、優輝君に健斗君!
元気だった??
と、その後ろの子は…?」


蓮母が俺の存在に気付く。

やっぱり一応挨拶しといた方がいいよな。


「初めまして。
蓮君の友達の直人と言います。」

「あら、あなたが直人君??
初めまして!!
いつもウチの馬鹿息子がお世話になってますねぇ。」

「…?
俺の事、ご存知でした??」

「あぁ、蓮がいつも3人の事を話してくるんですよ!
“3人といると楽しいんだー”って…」

「母さん!!
何余計な事口走ってんだよ!!!」

「あれ?言っちゃあ駄目だった??」

「あー、もういいから!
ほら3人も早く上がって!!」

「ごゆっくり」

「母さん本当黙って!!!」




何と言うか…

フレンドリーなお母さんだな。