「逆らったら、どんな目に遭うかたっぷり躰に教えてやるから呼んでこいって言ってんだよっ、テメェ――――」
当然だが、シフォンの前に私のアイドール達を呼び戻すなど、考えていない――――シフォンを無視した――。
「ぶっ殺してやる――」
シフォンが蠢く――。
「ぶっ殺してやる――」
「ぶっ殺してやる――」
「ぶっ殺してやるよっ――――」
蠢いていた囁きが、シフォンの魂が顕になった絶叫へと変わった――。
シフォンのマネージャーさえも、異常な表情で喚く彼女をもう、人間として見ていなかった――。
彼女を支え、愛しているというのに――――。
「早く連れてこいよっ、一人づつ首をへし折ってぶっ殺してやる――――」
シフォンの形相、言葉に身の危険を感じたテレビ局のスタッフ達が我先にとスタジオを後にする――――がらんとひんやりしたスタジオに、私とシフォン、マネージャーの三人が残された――。
「消してやる――やってやるよ――――」
私の魂が心を揺さぶり、心臓とは異なるものが動きを早めてゆく――嫌な感覚は不思議とない――――。



