次の日〜

「えーっ!あのお金持ち彼氏と別れたの!?」

『うん♪そうだよ♪』

「なぁに話してんの?」

「あっ!ちょっと湊!聞いてよ〜理央昨日のお金持ちの彼氏と別れたんだって!」

「はぁ!?早すぎだろ!いつから付き合ってた?」

『ん〜?一週間ぐらい前かなぁ〜』

「早っ!」

「三人ともなぁに話してんの?」

うわっ!

この声は

慶太だ…

『お子ちゃまには分からない話!』

「なんだよ!教えろよ〜」
『あぁー!もう!うるさいなぁ〜彼氏と別れたの!』

「はぁっ!?昨日の?」

『うん♪やっと解放されたよ〜』

「お前って本当の恋とか愛とか知らないんだな」

慶太が急に真面目な顔で

『知りたくもないし〜てか恋したことないヤツにいわれたくないっつうの〜』

「ふぅん…」

えっ?

なんか変…

いつもなら笑ってるのに…
〜キーンコーンカーンコーン〜

ちょうどよく

昼休みが終わりの

チャイムがなったので

湊は自分のクラスに

あたしと結羽と慶太は

自分の席に

戻った…