「すいません・・。」 「はい?」 「佐々木理央はどこに行ったんですか?」 「慶太くん!」 奥にいた看護師に呼ばれた・・・。 物で隠れていたから 顔は分からない・・・。 看護師は小走りで 俺に近づいてくる。 あっ! あの看護師 理央の一番仲のいい看護師だ。 「理央の居場所分かります?」 「ちょっと話があるの・・・。」 「・・・なんですか?」 俺は話を聞くのが少し怖かった・・・。 悪い予感ばかりが頭を過ぎる。