笑っていたつもりだったのに・・・。
「気持ち伝えないと後悔するぞ?」
『え・・・?』
「理央はこのままでいいのか?」
『でも・・・。慶太はもう新しい彼女作ってたから・・・。』
「彼女がいても関係ねぇじゃん」
『もういいんだってば!あたしの事はもうほっといて!』
「ほっとけないから言ってんだよ!」
え・・・・
「俺はもうお前が泣く姿も、苦しむ姿も見たくねぇんだよ!理央にはずっと笑っていてほしい・・。幸せになってほしい・・・。今日は帰るわ・・・。じゃあな・・・。」
ガラガラ~
グスッ
また
涙が溢れてきた・・・。
ガラガラ~
「今の瞬くんじゃなかった?」
お母さんが来た・・・。
『いつになったら慶太の事忘れられるのぉ?グスッ』
「理央・・・。」
『辛いよぉ・・・。苦しいよぉ・・・。片思いに終わりはあるのぉ?』
「慶太くんの事好きなの?」
あたしは首を縦に振った
『大好き・・・。』
「だったら気持ち伝えたほうが絶対いいと思う・・・。」
『やっぱりそうなのかなぁ?グスッ』
「まだ間に合うわ・・・。」

