恋ってよんでもいいですか?

海はキラキラと陽の光が反射していて


穏やかに波打っている。


砂浜に降り、


さりげなく手を差し出す隼人くん。


少しためらった私に催促するように腕をグッと伸ばす。


今度は差し出された掌にそっと掌を重ねた。


その手は大きく温かく私の手を包みこんだ。


今、この瞬間も隼人くんをまた好きになる。


きっとこのまま私の気持ちは大きくなっていく。


そう確信した。