恋ってよんでもいいですか?

いつまでも私を離そうとしないさくらさん


そして


その強くて優しい温もりが嬉しい私



もう聞きたいことは一つだけ


小さく息を吐いて隼人くんに視線を送ると


隼人くんは目を細めてゆっくりと頷いた。



「さくらさん。


私、隼人くんと結婚してもいいですか?


さくらさんと義姉妹になってもいいですか?」


涙をこらえて発した言葉


さくらさんの私を抱きしめていた腕が緩んだ。


私の肩に埋められていたさくらさんの顔もそっと上げられた。