私を、愛して。



ゆりか「まみ?どうした?」


まみ「みゆが…なんか大変みたい…」


ゆりか「行ってあげなよ。みゆちゃんの中学校近いんでしょ?」


まみ「うん…先生来たら頭痛で休むって言っておいて!」


ゆりか「了解ッッ」


みゆ…どうしたんだろう…


-聖蘭学園-


みゆ「まみちゃん!」


まみ「みゆ!?どうしたの!?」


みゆに門のところに来てもらえるようにメールをした。


みゆ「まみちゃん…これ…」


みゆは1枚の紙切れを出した。


まみ「何…?これ…」


開くと48点の答案用紙。


みゆ「どうしよう…お父さんに怒られちゃう…お母さんに嫌われちゃう…」


まみ「…なんだ…」


みゆ「…え?」


まみ「そんなことでいちいち電話しないで!」


みゆ「まみちゃん?」


まみ「みゆはいいよ!可愛くて頭悪くてもお母さんやお父さんに嫌われたりしない!」


みゆ「まみちゃ…」


まみ「みゆ…どぉしてみゆが生まれてきたの…」


そう。みゆが生まれる前は普通に仲のいい家族だった。


両親も私を愛してくれていた。


全てはみゆが生まれたから。


可愛くて、天使のようなみゆはわがままを言って大人を困らせた。


だけどみゆは誰にも怒られはしなかった。


今になってもそれは変わらない。