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「さゆ、ばいばい!!」

学校が終わると、あたしと佐倉君は放課後を屋上で過ごした




「でね、佐倉君は……「あのさ、お互い名前で呼ばね?一応カレカノだし」



うん!!と答えた


それからメアドも交換した




どんな話をしても、笑っても楽しそうにしてくれた




手を繋いでかえったりお弁当を一緒に食べたり




少しずつ、少しずつ廉の夢も見なくなったんだ