次の日、放課後にまた屋上に行った


なんとなく昨日佐倉君を傷つけてしまった気がして、会って話がしたかったんだ







ドアをあけると彼はいた









彼は、携帯のキーホルダーを見つめながら泣いていた


…………。


見なかったふりをすればいいのに、ほっておけなかった…



気づいたら後ろから抱き締めていた