「いつもここで時間を過ごしてるの?」


「あぁ。ここから見える空綺麗なんだ」

空を見ていると眠たくなってしまった。


ボーッとしていると、佐倉君の心地良い声が遠くで聞こえる


「佐々木ってさ、なんか懐かしい感じがするんだよな。どこかで会ったことあんのかな…って、寝ちゃったか」


この時、佐倉君があたしを見つめていたことをあたしは知らない