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「ひーさーしー」
戦の後みたいに、祭りの準備で使われた材料がごちゃごちゃと置かれたホーム。
折角外は賑わっているというのに、そんな中でうちわを扇いでいるのは尚だ。
「千秋は?」
「さっき見回り組みの奴らと一緒に出かけていった。やっとうるさいのがいなくなったところだよ」
見回り役は、ああ。そうだ。光太郎だ。
あたし達同期の中で一番のムードメーカー、もといトラブルメーカー。
やっぱりといったらなんだけど、尚は光太郎がとても苦手で、こないだも買出しを代わってやったのを思い出す。
悪気はないものの所謂イマドキ大学生な光太郎は、どうやら尚と仲良くなって、彼をを合コンの客寄せパンダにしたいようなのだ。

