『俺の母さん、
好きなんだよね。
家具揃えたり掃除したり。
まぁ働いてるから
しょっちゅうやってるわけじゃないんだけど』
その辺りにてきとーに座ってね、って言われて
あたしはブラウンのソファーに座る。
あ…そっか。
あきらん家は共働きだった。
…にしてもきれい過ぎるなぁ。
ぐるっと辺りを見渡すと
あきらの小さい頃の写真やら家族写真が飾ってある。
『(あたしん家なんか…
家族写真飾ってもいないしな…)』
なんて
心ん中でつぶやきながら
見てると…
『あ、姉貴!』
…………………うぇ?!
あたしは思わず立ち上がる。

