年下彼氏の取扱説明書






「俺、ABC47のユナリンより好き」


「え?」


「ユナリン推しだけど推し変する」


「え?だれにー?」


「今日から武内麻雪推し。」


「碧斗のばあーか、」


「俺、先輩好きだから。」


「知ってるよー?」


「先輩、追い掛けてココ受けたし。」


「え!?」


「去年の文化祭の時、惚れた…」

碧斗はあたしを抱きしめながら
ゆっくりと話し始めた。