年下彼氏の取扱説明書






「次の次、二人三脚の受付だ…!!」

あたしは急いで自分の陣地の
自分の席へ向かってハチマキを持つ。


「あ、碧斗くーん……?」

キョロキョロ見渡してみるけど
碧斗くんらしき人の姿は見当たら無くて
あたしは他の組団の陣地まで探しに行く。



「ねぇ。」

声がして振り向くとニヤついた白組男子。
優奈のニヤニヤと似ているようで
優奈のニヤニヤより気持ち悪いニヤニヤ


「まゆちゃんだよね?誰のジャージ?」


白組の男子はあたしの肩に
手を置いて、ニヤニヤしている。

「人、探してるので…」

元々男子と話すのがあまり得意じゃない
あたしは視線を反らして一歩下がる。


「二人三脚のペア?俺やるよー?」


いやいやいや。何を言ってるんですか。
あなたとやっても息合いませんよきっと。
声に出してなんて絶対言えないけど。


「や、間に合ってます!!!」

さすがにここまで来ると対応に困る。
時間の無駄だし、碧斗くん居ないし。