年下彼氏の取扱説明書






「まゆ、帰ろー…?」

優奈がカバンを持って近付いて来る。


「ごめん、今日アレがあって…」
アレっていうのはアルバイト。
あたしの学校ではバイトが禁止されてて、それでも学校で優奈以外同中の友達が居ないのをいいことに自分の家の近くのコンビニでバイトしてる


「あー…まゆも大変だね、頑張って?」

あたしは優奈に謝り教室を出る。




「んー、今日の夕飯はカレーがいい!」

あたしは歩きながら呟いた。