年下彼氏の取扱説明書






「いだっ……?!?」

涙目のあたしはちょっとだけ怒ってる
碧斗くんと自然と目が合う。



「そんな俺が頼りない?」

意外な言葉にあたしはおでこを
摩りながら怒ってる碧斗くんに
目を向けて、少しだけびっくりした。


「え…?」

なに言ってるの碧斗くん?



「もっと俺を頼れよ

だからなに言ってるの碧斗くん


「確かに年下だし頼りがい無いけど」

違うそんなことないよ?


「ちゃんと頼ってよ。先輩の強がり」



あたしは馬鹿かもしれない。
勝手に嫉妬してふて腐れるあたしを
こんなに心配してくれてたんだ。


「嫌いになってたら部室来ないよ」


最後に碧斗くんが言い終わると同時に
あたしは碧斗くんに抱き着いた。



「ちょっと先輩変態。」

相変わらず可愛くない反応で。



「……っ…ちょっとだけ。」

あたしはそう言って碧斗くんの
背中に手を回して胸板に顔を埋めて
ちょっぴり寂しくて泣いた。



「追加料金、今回だけは免除ね。」

そう言ってあたしの背中にそっと
腕を回して、碧斗くんは………