「違うよ!ボーっとしてたの!」
慌てて我に返って弁解を試みる。
あたしが見惚れるのは葉山くん以外
有り得ないしそんなふわふわ軽い
女の子じゃないよ!一途だもんね!
「へぇ〜。人の顔見ながら?」
碧斗くんは首を傾げながら
あたしを責めるように質問してくる。
いいじゃんか!別に顔ぐらい見ても!
どんだけ碧斗くんは高い顔してるの?
あたしみたいな一般人には見せれない程の
価値がある顔ですよってこと?
いくらなんでもナルシストじゃんか!
確かにかっこいいかもしれないけど
人は性格が大切なんだバカヤロー!!!
なんて本人には絶対言えないけど。
「はいはい見てましたよーだ!」
仕方ないから開き直るあたし。
もうなんでこんな生意気なのこの人
むかつくし悔しいけど勝てないから
反論するだけ無駄なのはあたしが
一番分かってるから何も言わない。
正直に言うと何も言えないなんだけどね
