「先輩って頭の中おめでたいね。」
勝ち誇った様な目であたしを見てくる
碧斗くんにちょっとカチンときたけど
なんて言うか、生意気でムカつくけど
碧斗のこのムカつく顔嫌いじゃない
なんか見てて元気出てくる。言わないけど
「なにじっと見てんの変態」
気付いたら碧斗くんの顔が近くて
突然おでこに痛みが走った。
「…いっった………?!?」
デコピン?ううん。そんな軽い痛み
じゃなくてもっとじわぁぁって
広がってく痛み。近くには碧斗くん。
「俺、石頭だもん」
にやりと笑った碧斗くんを見て
やっとされたことを理解した
あいつ頭突きしたな、コノヤロウ。
「なにするのよぅー」
怒って言い争うって言うのは先輩らしく
ないからあくまで控えめに叱ろう。
そう決意しておでこを摩りながら言った。
