年下彼氏の取扱説明書






「絶対嫌だから…!!!」

再び碧斗くんを睨みながら言う。


「……後悔するかもよ?」

意味深な言葉を投げかける碧斗くん。
後悔…?何を後悔するの…?



「……、いじわる…っ」


「仕方ないじゃん。これ素だし?」


王子様って言うより、悪魔?
いやカッコイイ悪魔じゃなくって
憎たらしさマックスな悪魔。



顔がかっこよくても、どんなに
制服が似合ってても…制服は悪魔じゃん。



「碧斗くんって悪魔だよね。」


「先輩は意外に泣き虫だね?」

顔を近付けながら試す様な目で見てくる。



「顔、真っ赤。ぶさいく。」

そう言ってあたしの鼻を押して
ニヤリと笑いながら暴言を吐いた。


可 愛 く な 〜 い っ ! !