「ごめんな…あんな事言って………」







「いいんですよ。じゃあ、行きますか?」






「え?行くって何処に………!!」













いつの間にか、手が繋がれていた。





普通の繋ぎ方じゃない。恋人繋ぎだ。











「ちょっと…碓氷?」




「これなら、私達もカップルに見えますよね?いや……カップルですよね?」











美咲は嬉しかった。




顔を赤くして、そっぽを向いた。












「もう……勝手にしろ///」




「了解致しました、美咲様」















今夜限定のカップル。





2人が本物のカップルになるのは、もう少し先のこと……………