あたしの目の前にも胸ぐらつかみ合ってる奴等いるしね。
何で廊下の真ん中でやるんだよ。
ちょー邪魔。
ちょっとムカついたからニッコリ笑って言ってやった。
勿論男の声で♪
『あんた等邪魔。
そんな所でやられると迷惑なんだよね。
消えて?』
男たちはあたしの方に目を向けた。
男A「あ゙?うっせえ…………」
男B「お前が消え…………」
ん?
そしてあたしの顔を見て何故か固まった。
何故?
疑問に思い首を傾げて見つめかえしたらお顔が真っ赤になった。
男A・B(やっべっ!!!!!めっちゃ美少年!!!男だけどこいつなら抱ける!!!!(?))
凜は男たちがそんな事を考えている何て思うはずもなく、1人慌てていた。
え!?
熱あんのに胸ぐらつかみ合ってんの!!?
『お前ぇら大丈夫か?
何か顔真っ赤だけど、熱でもあんじゃ………』
話してる途中で男たちは逃げた。
意味が分からない。
まあ道が空いたからよしとするか。
そのまま突き当たりまで進んでやっと着いた。
どんだけ広いんだよ…。