芽衣はただでさえ目立つのに、こうやって言い争いを始めるものだから、周りには気付いたら野次馬が集まってきていた。 …次の授業、ホームルーム教室から遠い教室に移動なんだから急いでって言ったの、芽衣じゃない。 あぁ、もう。 「なによ、ただの友達贔屓じゃない!」 「は?」 「芽衣、もうほんとやめてって「そこまで」 突然聞こえてきた声に、私も芽衣もギャルも、声のした方に顔を向けた。