彼のち君、ときどき雨。




「いや、なんかちょっと…ね。」


笑って誤魔化す。


「はぁ…。藍、先輩。」


名前を呼ばれて胸が跳ねる。


「な、何?どうしたの。」


帰り道の途中なのに、きゅっと抱き締められた。