彼のち君、ときどき雨。




そんな風に私と森本くんはときどき一緒に帰るようになった。


たわいもない話をしながら、手を繋いで帰る。


そのたびに好きという気持ちが積もって、


手を繋ぐのにも慣れた。


「じゃあまたね。」


いつも家の近くまで送ってもらう。