「好きな人には、幸せになってほしいよね。」 「だからって、あなたに一志を譲るなんて…。」 彼女は抵抗するようにバタバタと暴れる。 「私も嫌。」 私の言葉に彼女は怯んだのか、動きを止めた。 「だから一志は、私が幸せにするの。」