彼のち君、ときどき雨。




代わりとかじゃなくて、最初から。


気になってたのも、一志だからなんだ。


「よし。じゃあこれからも友達な。」


そう言って真瀬くんは私の頭を撫でる。


私はすっきりとした気持ちで頷いた。