彼のち君、ときどき雨。




「学校の施設を俺たち生徒がどう使おうと勝手だろ?」


立ち上がった男の子は思ってたより背が高く、見下ろされてしまった。


「で、でも…迷惑です。」


先輩の威厳なんてあったもんじゃないわ。


じわりと涙がにじんだその時。


「やめなよ。」