彼のち君、ときどき雨。




「でも私ね、藍の心はもう定まってるんじゃないかなって思うの?」


「え?」


千夜の言葉に耳を疑ったと同時に、私の目に信じられない光景が飛び込んできた。


顔色がさっと引く。


「どうしたの?」