彼のち君、ときどき雨。




しんと静まり返る室内。


「はぁ?何で?」


注意した男の子は悪びれもせずにそう言った。


「ここは図書室です。本を読む場所であって話す場所じゃ、ありません。」


少しだけ声が震えた。