彼のち君、ときどき雨。




「なんかごめんね。」


真瀬くんは笑って首を振る。


一志と出会う前は、この人のことが好きだった。


一志がいなかったら、今もその気持ち一筋だったはずだ。


なくなったわけじゃないこの気持ち。