彼のち君、ときどき雨。




声が酷く震えた。


「真瀬くんのこと好きだったけど、私はちゃんと一志のこと…。」


「じゃあ何でいつまでもそこにいるの!」


一志が私の声を遮るよう怒鳴った。


「何で、いつまでも真澄先輩のとこにいんだよ。」