名前も知らない向こうのキミへ


「かおるって意外と心配性…??」


こういう時にかぎって
遊子はイジリにいじりまくってくる…。


「だって、少しは心配になるジャン!!」


「ふ~ん。」


「友達の心配するのは普通だし!」


私は思いっきりムスっとした。


「かお、いつの間にか受け入れてたんだね~」


「ちょ、やめてよ」



こういう時に服をツンツン
してくるのが遊子の悪い癖。