名前も知らない向こうのキミへ


最近は時間のスピードが恐ろしいくらい早い。
昨日の出来事を整理する暇もない。


「おはよ~遊子!」


「おはよ~」


今日もいつもみたいに
遊子と2人で学校へ行く。


何も変わらない風景だった。
2時間目になって3時間目になっても
変わらない風景のままのはずだった。



・・・・・でも。