「おはよう」




お玉とフライパンを持ってニッコリ笑った俺様男が立っていた。




「ちょ、近所迷惑になることくらい考えてよ」




「お前が起きねぇのが悪い」





私はごもっとも…と言いそうになったけれど、抑えた。




「私が起きよーが、寝てよーがあんたには関係無くないですか」