「私、お父さんいないし兄弟もいないからお母さんだけなんだ…」 あんな自分勝手なお母さんでも。 「帰って来るの遅くても、夜中起きたりしてリビングに行ったらお母さんが慣れない家事をしてくれてた…」 「うん」 やっぱり俺様男は 微笑んでくれている。 「お母さんいなくなるの嫌だ。」