「やっぱりキモイな」





私は本をポイッとそこら辺に適当に置いた。







「は!?キモイって何だよ!」





「何でも無いです


ただ、雷斗を好きだな…って思って」




……雷斗は顔を真っ赤にした。






うん、“俺様”は無理だけど



こいつは好きみたい。





ありえなかったんだけどな…。








    ☆end☆