ななっ…何こいつッ!! 寝るなんてありえん!! 「おーい」 頬を軽く叩くけど起きない。 どんだけ、自由人…。 猫みたい…。 「ふっ…」 面白いやつ…。 ま、ずっと待たせてたんだから寝てるのは見逃してやろうかな。 なんて思いながら、私の顔は綻んでいた。