「まだ一年なのに弟が同じ高校の訳無いじゃない」 瀬尾さんがそう言ったら、 「確かに…」 中田さんは納得したように言った。 瀬尾さんは、机の上にあったノートを手にした。 「それに… このノート…名前書いてるわよ」 私と俺様男は顔を見合わせる。 あぁ、やばいね。これ